「経営の原理原則」第二回勉強会報告

2010年03月03日

以前ご案内したように、賀詞交歓会での勉強会をイントロとして、今回から本論が展開されました。

月末の開催が影響したのか、参加者が十数名と少し寂しい人数となりましたが、参加した青年部の

方々からは「非常に考えさせられる内容だった」という感想がメールにて多数寄せられています。

青年部部長の高橋稔氏より、講義の概略が届きましたのでそのまま掲載します。

 

「経営の原理原則」第二回勉強会

自分達がどう有りたいのか? その為には、どうしたら良いのかが多少見えてきた感じが有ります。
研修内容は以下の通りです。
1、価値観とは?
体験・経験を通して、何度も決断した事により培った考え方
経営者と従業員との体験・経験が、共感出来る様に経営理念(価値観)を意識させる。
*今回の参加者の中で、経営理念を有する会社は、東北東華色素㈱と㈱文昇堂印刷の二社だけでした。
東北東華色素㈱→『技術とまごころ』
㈱文昇堂印刷→『コミュニケーションの創造と活性化』
2、自分の価値観を知るー組織の価値観と比べるー
まず自分の価値観を3つ選び 次に会社の価値観を3つ選びそれぞれについてグループ毎に話し合いをする。
3、なぜ経営理念が必要なのか
個人の価値観と組織の価値観が、同じでは無いため(生活環境、生い立ち等の違い)
経営を行なう為には、共感出来る様に経営理念が必要となります。
4、経営理念策定のポイント
*インパクト
*コンパクト
*シンプル
この3つが重要です。

*私たちが・・・何を・・・どうする。
 ・・・を考えて次回3月27日までに経営理念作成してくる。
5、経営理念を浸透させるステップと具体策
 浸透させるには、コッコッと伝えるしかありません。
 1認知ー2理解ー3納得ー4共感
6、経営ビジョンは成長するー経営ビジョンの効用ー
 ビジョンは、何をしたいか(楽しくなる事)の目標
 ビジョンによって、モチベーションアップにつながる。
7、実習:2015年の理想的な我が社の状態
 各グループ毎に2名で、各自の5年後の良い話を面白く、楽しく話をする。
 次に話し相手を変えて、大変な時期もあっての5年後の良い話を面白く、楽しく話しをする。

次回までに与えられた課題が、経営理念を作成することです。

人それぞれ受け取り方が違うとは思いますが、あくまでも私が受けたイメージです。
難しく考えると難しくなります。軽い気持ちで皆さんも参加して下さい。
次回からでも遅くはありませんので。

次回日程

 日 時 3月27日(土) 13:00~受付

 場 所 仙台市民会館 第5会議室

 内 容 13:30~ 理念の浸透策の立案

      15:30~ ビジョン構築とエンロール

  ※次回の講義内容に必要ですので、自社に経営理念等がありましたらご用意ください。

  ※前回欠席された方、また新たに受講を希望される方は資料をお送りしますのでご連絡下さい。

                東北シールラベル印刷協同組合 青年部部長 高橋  稔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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